養生法 ツボ編2【少府・後渓】

本日の「試そうツボ押し」は、少府(しょうふ)と後渓(こうけい)です。
寝苦しい夜や、汗を止めたいときにおすすめのツボですので、試してみてくださいね。
一般的にツボは経穴(けいけつ)ともいわれ、わたしたちの体に361穴あるとされています。
漢方と同じ東洋医学のひとつである鍼灸(しんきゅう)における理論で、経穴を刺激することで、
経絡(けいらく:東洋医学でいう気と血の通り道)を調整して体調を整えたり、不調を改善したり
することができるとする治療法です。
鍼を使った治療は資格を持った鍼灸師しかできませんが、ツボ押しはご自身で気軽にできる養生法のひとつ。
ツボを優しく押したりなでたりすることですっきりする、また困ったときの対処方を知っておくだけで
気持ちが落ち着き安心するということもあります。
難しく考えず、優しくなでることから始めてみましょう。
ためそうツボ押し
A)少府は、手の軽く握ったときに小指の先があたるところ。
気持ちを鎮めてくれるので、暑くてイライラして眠れないときに押すのがおすすめです。
B)後渓(こうけい)は、感情性の先端。体の熱を鎮めます。
汗を止めたいときだけでなく、肩こり、眼精疲労時にもおすすめです。
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