養生法 ツボ編21【陽谷(ようこく)】頭痛

今月の「美と健康のツボ講座」は、陽谷(ようこく)。
「頭痛」に効くツボとして知られています。
「陽」は陰陽で陽側、「谷」は陥凹という意味で、手の甲側で手首の近く、小指側にある凹み。
手のひらを甲側に少し傾けたときにできる小指側の手首のシワ辺りを探すと見つかります。
陽谷は、手の小指の先端に始まり、腕の外側を通り、耳で終わる「手の太陽小腸経」上にあります。
この経絡は、小腸に属し、心(しん)を絡(まと)うとされています。
熱証といって、口が渇く、冷たいものを好む、黄色い尿がでる、顔が赤くなるなどのほか、夏の暑い日に起こる急な発熱、頭痛といった症状などに用いられるツボが点在しています。
陽谷のツボには「清熱瀉火(せいねつしゃか)」や「清心寧心(せいしんねいしん)」の作用があり、からだの熱をとり、うわごとや高熱で落ち着かないといった状態に役立つとされています。
「軽い熱中症」のような症状にも期待ができますが、ツボ押しだけで対応するのではなく、水分補給をする、涼しい場所へ移動するなど、熱中症が重症化してしまわないような対策をとりましょう。
鍼灸や按摩などの治療は資格が必要ですが、ツボ押しは自分でできるセルフケアです。
美や健康にまつわるツボをご紹介していますので、気軽にトライしてみてください。
ただし、妊婦の方や熱のある方、体調のすぐれない方などは控えてくださいね。
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