養生法 ツボ編20【梁丘(りょうきゅう)】胃痛

いかがお過ごしでしょうか?小太郎漢方製薬オンラインショップです。
今月の「美と健康のツボ講座」は、梁丘(りょうきゅう)。
胃痛や胃もたれなど「胃の不調」におすすめのツボです。
「梁」は山間にかかる橋(山梁)、「丘」は盛り上がった場所という意味で、膝(ひざ)の皿の上部、外側の角から指幅3本(人差し指・中指・薬指)上にあります。
梁丘のツボは、気血が深く集まるところです(郄穴:げきけつ)。
刺激することで、「疏肝和胃(そかんわい)」といって、気のめぐりを改善し、胃の働きを整えてくれるのに役立ちます。
急性や慢性の胃痛に良いとされていますよ。
東洋医学(漢方)では、春は肝の季節。
肝は感情や自律神経と関係し、ストレスによる影響を受けやすいとされています。
ストレスからくる胃の不調に使いたいツボです。
梁丘は、経絡で目の直下に始まり、胸腹部を通り、足の第2趾の先端に終わるとされる「足の陽明胃経(ようめいいけい)」上にあります。
この経絡は、胃に属し、脾(ひ)を絡(まと)うとされています。
胃のもたれや腹痛などの胃腸の不調のほか、目の疲れ、歯痛、めまい、生理痛、排尿痛などに用いられるツボが点在しています。
梁丘は、そのほかに膝関節の腫れや痛みなどにも対応できるツボとして知られています。
いざというときに知っておくと安心なツボです。
鍼灸や按摩などの治療は資格が必要ですが、ツボ押しは自分でできるセルフケアです。
美や健康にまつわるツボをご紹介していますので、気軽にトライしてみてください。
ただし、妊婦の方や熱のある方、体調のすぐれない方などは控えてくださいね。
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