YOKUININGコラム Vol.15【5月の過ごし方】

本コラムでは、YOKUINING(ヨクイニング)ブランドに関することだけでなく、健康や漢方などにまつわる話も織り交ぜてご紹介していきます。
5月5日は立夏。
暦の上ではこの日から夏が始まるとされています。
この青葉の頃の黒潮を表す季語に「青葉潮(あおばじお)」というものがありますが、
別称を「鰹潮(かつおじお)」ともいい、この時季、鰹が各地で旬を迎えます。
初鰹は脂が少なくさっぱりとした味わいが特徴で、たんぱく質をはじめビタミンB群、ミネラルなどがバランスよく含まれています。
なんとなく元気が出ない、疲れ気味、という時におすすめの食材です。
立夏はいわゆる初夏。その後、梅雨の時期を経て本格的な夏到来となります。
青葉がキラキラとまぶしい爽やかな季節ですが、季節外れの夏日となることもありますので、朝夕の寒暖差に注意し、冷たいものを摂り過ぎないように気をつけましょう。
【この時季の過ごし方:気持ちも予定もゆったりと】
新生活が始まって1か月ほど経過し、新しいリズムに少し慣れてきた頃、張りつめていたものが緩んだ反動で、急に気持ちが不安定になったり、
眠れなかったりする方もいらっしゃるかもしれません。
5月はまだ「肝※1の季節」ですので、できるだけリラックスできる時間をとるようにしてみましょう。
気持ちがモヤモヤするときは、散歩や深呼吸、ストレッチなどで意識的に体を動かし、気血のめぐりを滞らせないようにしましょう。
それでも元気が出ない…という時は、気を補うためにも夜は早めの就寝を心がけてみてください。
この時季の食事には香味野菜や補気(気を補う)作用のある鶏肉やイモ類を摂り入れるのがおすすめです。
また、目を使いすぎることは肝を傷めることにつながります。
長時間のパソコンやスマートフォンの使用はできるだけ控えて、肝を労わってあげてください。
心と体を一体と考え、バランスを整えて症状を改善していく東洋医学(漢方)は、みなさんの強い味方です。
元気が出なくてつらい時間が続くときは、ひとりで我慢せず、東洋医学(漢方)の考え方を取り入れている医療機関、または薬局・薬店※2へ相談してみませんか。
【季節の食養生】
パセリ:独特の香りが気のめぐりを良くします。みじん切りにしてローストした鶏肉、サラダやスープのトッピングに。
キャベツ:サラダだけでなく、ピクルスにしてカレーの付け合わせにするのもおすすめです。
バジル:気のめぐりをよくして、消化促進の効果も期待できます。ハーブティーにしてもいいですね。
※1 東洋医学(漢方)でいう肝は、気(き)・血(けつ)がスムーズに動くように調節します。
西洋医学でいう肝臓の働きも含んでいますが、それ以外にも感情や自律神経と関係し、ストレスによる影響を受けやすいとされています。
気や血についての説明は、コラムVol.5をご覧ください。
※2 小太郎漢方製薬の漢方協力会のお店は、小太郎漢方製薬のホームページをご覧ください。
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