YOKUININGコラム Vol.9【2月の過ごし方】
本コラムでは、YOKUINING(ヨクイニング)ブランドに関することだけでなく、
健康や漢方などにまつわる話も織り交ぜてご紹介していきます。
2月4日は立春。
暦の上ではこの日から春とはいえ、本当の春にはほど遠く、気温の低い日が続きます。
春の気候は三寒四温(さんかんしおん)※1で体調を崩しやすいと言われますが、
「春の風邪(かぜ)」という季語があるのをご存知ですか?
「蒲団著(き)て手紙書く也春の風邪」
これは正岡子規(まさおかしき:伊予(愛媛県)松山生まれの俳人・歌人。[1867年〜1902年])が詠んだ俳句です。
季節の変わり目にうっかりかぜを引くと長引いてしまうこともありますので、体を冷やさない工夫や、うがいや手洗い、
手指の消毒など基本的な対策は引き続きしっかり行うようにしましょう。
また、適度な湿度を保つことは、鼻やのどの乾燥を防いで感染症対策につながります。
空気の乾燥が気になる時は加湿するようにしましょう。
手荒れが気になる方は、手洗いや消毒後の保湿をお忘れなく。
【この時季の過ごし方:胃腸を整えよう】
早い人では1月下旬から花粉症の症状があらわれます。
漢方では花粉症は「衛気(えき)※2」の不足によっておこると考えられており、衛気を十分に補うことは花粉症だけでなく、
さまざまな不調の予防にもつながります。
衛気を補うためには、食べたものをきちんと消化・吸収できるよう胃腸の機能が整っていることが重要です。
冷たいものや脂っこいもの、刺激物などは控えめにし、消化によく、補気作用をもつイモ類などを食事に取り入れるのもおすすめです。
また、食事はよく噛んで食べ、食べすぎないように気をつけましょう。
【季節の食養生】
セロリ:体の上部にある熱を取り除き、目の充血、のぼせなどを改善するとされています。
菜の花:気血のめぐりをスムーズにして、炎症を抑える働きがあるとされています。
舞茸:補気の働きがあり、舞茸に含まれているβ-グルカンは腸内環境を整えてくれます。
※1 三寒四温とは、寒い日が三日続き、その後四日ほど温暖な日が続くといったことが繰り返される気候現象。
※2 漢方では皮膚の表面には衛気(免疫力)という気(エネルギー)が流れ、
体表をしっかりガードしていると考えます。この衛気が不足すると体表のガードがゆるみ、
汗をかきやすくなるほか、風邪を引きやすくなったり、またなかなか治らずに長引いたりします。
温度変化にも順応しにくいため、少しの温度変化でクシャミ、鼻水などの過敏症状もあらわれてくると考えます。
YOKUINING(ヨクイニング)ブランドは、化粧品で外から、健康食品で内から整え、乾燥する季節も気持ちよく過ごせる毎日を
応援します。
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