YOKUININGコラム Vol.6【ヤドリギについて】
本コラムでは、YOKUINING(ヨクイニング)ブランドに関することだけでなく、健康や漢方などにまつわる話も織り交ぜてご紹介していきます。
来週はいよいよクリスマス☆彡
12月に入ると街のフラワーショップはクリスマスムード漂う花々で彩られ、眺めているだけでもウキウキしてきます。
本日はクリスマスにちなんだ植物をご紹介したいと思います。
クリスマスムードを盛り上げてくれる植物の一つ、ポインセチアは、和名をショウジョウボクといい、赤い苞葉(ほうよう:芽、蕾(つぼみ)を包む葉)と緑の葉が、
クリスマスの色彩とマッチしていて、世界各地で飾られています。
また、赤い実をつけたセイヨウヒイラギは、クリスマスリースの装飾としてもよく使われています。
ポインセチアの苞葉の赤、セイヨウヒイラギの果実の赤は、いずれもキリストの血と苦悩を表した神聖なものとされているそうです。
他にもクリスマス頃に開花するクリスマスローズ、花が終わった後の蕚(がく)がクリスマスの頃に赤く色づいてくるクリスマスブッシュといった植物も店先で見られます。
ヤドリギ(宿り木)もヨーロッパでは古くからクリスマスの際の神聖な植物とされています。
ヤドリギを飾り、その下でキスをしても許されるということで知られ、日本でもここ数年、ヤドリギを扱うフラワーショップが増えてきています。
ヤドリギは国内に自生しています。
秋には、黄緑色の透明感のある果実を着け、近畿地方では彦根城や宇治川沿いのサクラといった人里の樹木にも寄生(正確にはヤドリギ自体で光合成できることから半寄生)しています。
岐阜県のとある桜の名所では、ヤドリギが増えすぎたことから、駆除の対象となったとも聞かれます。
ヤドリギは、宿主の枝の一部が異様に丸く茂っているので、遠目にも見つけやすいそうです。
一方、日本にはオオバヤドリギ、ヒノキバヤドリギなど「〇〇ヤドリギ」と名の付いた属の異なる植物が何種類か自生していますが、]
それらの種は、ヤドリギほどには頻繁に見ることはできません。
ヤドリギは桑寄生(そうきせい)という名前の生薬としても知られ、独活寄生丸(どっかつきせいがん)という漢方処方にも使用されています。
冷えや湿気が体内に入ることで腰や手足などの運動器に起こる痛み・しびれなどに使う独活寄生丸は、まさにこれからの寒い時期におすすめの処方です。
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YOKUINING(ヨクイニング)ブランドは、国産はとむぎのエキスを使っています。
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【ヤドリギ】
【樹木に寄生しているヤドリギ】